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「地域起点ショップ ここから」に期待します

  敬称等は2016年10月当時のものです。
 
 

北見商工会議所 会頭 永田正記様
 

北見市は北海道オホーツク地域の中核都市である。ハッカの街として栄え、今はたまねぎ・ホタテの生産量は日本一で、オホーツク北見は山海の幸に恵まれた食の宝庫である。焼肉の街として知られ、北見厳寒の焼肉まつりには全国から焼肉ファンが集まる。中心市街地衰退の課題を抱え、株式会社まちづくり北見を立ち上げ、百貨店撤退後の大型店(パラボ)の再生・運営を行っている。売上は順調に推移し、中心市街地の活性化並びに地域振興に寄与している。
ここからを運営する村橋さんは経済産業省の業務などで頻繁に北見を訪問し、商業人の育成や商店街振興、さらにはパラボの運営にも協力を願っている。実務的観点を持ったコンサルであり、同店運営は村橋さんならではの実践である。北見関連商品も数多く取り扱い、オホーツク北見の知名度アップに役立っており更なる発展を望んでいる。
 
 

北海道大学 名誉教授 米山喜久治様
 

急速な社会変動は人々が相互信頼を育てる余裕を奪い、信頼感の希薄な地域では子供の社会性を高める機会がなくなった。若者も腕を磨き自律心を鍛える場を失ってしまった。
自然への畏敬の念と相互信頼感のある世の中をつくるために必要な「智恵」は、日本の社会科学の翻訳カタカナ用語の中にはない。
ゼミ卒業生の村橋君は「地域」の人々とともに新しい「仕事」と「暮らし」のスタイルを創り出す事を志して「ここから」を開業しました。
彼の幼少期の原体験・原風景、勉学そして長い職業経験の結論が、このチャレンジングな事業の実践です。
手作りの「ここから」を動かして現場で考える。生きた経験から本質を見抜き、問題解決の道を探り出す。その実践が地域振興の新しい一灯となる事を期待しております。
 
 

秋田県信用組合 理事長 北林貞夫様
 

「ここから」の村橋さんとは全国信用組合中央協会機関誌『しんくみ』の取材で訪問を受けた以来の付き合いである。秋田県信組では秋田を元気にしたい事業者、起業者の集まり「田舎ベンチャービジネスクラブ」を設立し、事業化推進、ひいては秋田県の発展の支援を行っており、クラブとその事業内容の取材であった。
そうした村橋さんが地域振興の店を元気な戸越銀座商店街に出店する。彼の志は秋田をはじめとする地域振興に役立つものであり応援しなければならない。秋田県信組は「ここから」に対し資金、商品、人材など全面的に支援を行っている。秋田フェアとして販売イベントも開催している。秋田県発展のための起点となるショップとしてしっかり育ってもらいたい。村橋さんのがんばりに大いに期待したい。
 
 

東金市副市長 (株)東金元気づくり 代表取締役社 長古川浩一様
 

東金市は御成街道が敷かれ江戸幕府の直轄地として交易・交流の拠点都市として繁栄してきました。交通網も整備され、総合大学、地域中核病院も立地し首都圏に位置しながら自然豊かで暮らしやすい便利な田舎として注目されています。
平成26年春には産業交流拠点施設「みのりの郷東金」が開業し、多くのお客様から好評をいただき、植木や農産物などの東金市の産業の発展に大きく寄与しています。「ここから」運営のまち実践社村橋さんには同施設の計画段階から経営指導という役割で参加してもらいました。商業施設運営などの実務経験を大いに活かし、理屈だけでない経営の機微に触れる指導であったことが同施設成功の一因だったと考えます。
「ここから」は村橋さんの地域振興への志を具現化した施設とのこと、東金の特産品の提供など、東金市の仲間とともに応援したいと思います。ますますのご活躍を期待しています。
 
 

公益社団法人東京都不動産鑑定士協会 専務理事 北條誠一郎様
 

村橋さんとは大手ディベロッパー時代スタッフ部門で不動産証券化に関するデュ・ディリジェンス業務をともにしました。村橋さんに建築士や中小企業診断士などの知見を活かして商業施設の事業性評価を行っていただき、これを参考にして、私が不動産鑑定士として価格評価を行いました。商業施設など骨の折れる評価対象では大いに語り合いました。商店街やまちづくりに対する想いが強く、事業の観点から取り組む熱心な姿勢にはとても感銘を受けました。
そんな村橋さんが商店街で地域振興のお店を出す。病膏肓に入るとはこのことかもしれません。仕事や研究を通じて培った多くの人たちのネットワークに協力いただいていると聞いています。一緒に働いたころの馬力は薄れたかもしれませんが、村橋さんの思いが実現するところをぜひ見たいと思っています。
 
 

まちづくり長野株式会社 タウンマネージャー 越原照夫様
 

まちづくりは「こうあるべき」といった理念が先行して進められる場合が多く、人びとの本心をつかみまちの賑わいを継続させることは難しい。経営や事業といった実務的手法をしっかり活用しなければならない。まちづくり長野のTOMATO食品館やパティオ大門が成功した理由はここにある。
村橋さんとは経済産業省の仕事などで何度もご一緒した。事業会社出身であり実務的まちづくりをしっかり理解している。今度は自ら地域振興の店舗を商店街に開くという。冒険ではあるがしっかりと成果を上げ、これからのまちづくりのあり方を示してくれることを大いに期待しています。
 
 

スーク創生事務所 代表 大島祥子様
 

村橋さんはもともと関西人できっと「いらち」で「いちびり」なところがあるのだと思います。まちづくりは何をしても苦労の連続で、しかしそれを「おもろい」と思わないととてもできない活動です。私は京都でまちの魅力・価値向上を目指した取り組みを建築・アートの側面から展開する縁の下をつとめていますが、、苦難の先の仲間との一体感やネットワーク拡大、スキル研鑽など金銭以外の報酬が何よりのご褒美ととらえています。
村橋さんが目指しておられるものはきつい道のりでしょうが、地域振興を自分で実証したい「いらち」とおもろいと思う「いちびり」が「地域起点ショップここから」につながったのでしょうね。私もぼちぼち応援します。焦らずたゆまずがんばってください。
 
 

黄金地区商店連合会 理事長 会長 小松良明様
 

「地域起点ショップここから」の開業おめでとうございます。運営会社まち実践社の村橋さんには北九州の商店街で調査や企画の業務に携わってもらいました。村橋さんはもともと商店街の子供として育ったことから商人独特のニュアンスをよく理解していて、本音で打ち合わせができました。
商店街の経営環境は相変わらず厳しく推移しています。「ここから」は地域振興をコンセプトとした新業態であり、成果を上げるのに時間がかかると思いますがいろいろな可能性を秘めています。前向きに常にチャレンジし続けることこそが商いの原点です。この心がけで商業に取り組まれることが大切だと思います。大いにがんばってください。